打楽器演奏ロボットIROPS-6号機の試作 カホン演奏ロボット (Pearl PCJ-633BB ベース)

IROPS-6号機 – MUSICROBOT (登録特許第6573355号)

打面素材が木材であるカホンの音色の特徴を活かす打楽器演奏路ロボットIROPS-6号機を試作しました。カホンのコンパクト性から、極小スペースで臨場感溢れる生演奏が楽しめる打楽器演奏ロボットになりました。

今回、カホンの選定として、パール楽器製造株式会社のブームボックスカホン PCJ-633BB をベースにしました。バックホーンからの重低音や高音、音色の深み、サスティーンやアタックの明瞭化、そしてパンチの効いたサウンドが得られます。カホンは多くのメーカから製造されているので、好みのものに簡単に交換できるように、この6号機では『カホン本体』は一切加工せず、傷つけずに、アタッチメントなども付けずに、そのまま本体を着席させて演奏を楽しめる仕様として設計しています。

通常のカホンの演奏音は、人間が手のひらや指で打叩いて演奏しますが、あの独特の演奏音は人間の皮膚(素材)と、打面の木材との作用反作用により発する音です。ロボットで演奏するために、打叩きのビータ素材を検討していくと、手のひらや指の素材に近い素材で演奏すると確かにそれに近い音がでます。この6号機ではビータを吟味し、カホンのサウンドを探求しています。カホン本体から、スネアドラム、バスドラム、サイドスティックに似た音が出ます。カホンはラテン系パーカッションと相性がよいので、ウッドブロック、タンバリン、カホンを搭載しています(スレイベル自動演奏ユニットに交換すればクリスマスソングに対応)。

楽曲によりシンバル音がほしい場合、小出シンバル開発の12インチハイハットを搭載したハイハット自動演奏システムと組み合わせます(上の画像)。コンパクトな12インチサイズで実使用に耐える音響を持つハイハットは市場でもほとんど少ない状況です。限界に挑戦している小出シンバルの12インチハイハットは倍音の響きがとても素晴らしいです。

ハイハットをタンバリンで代用すれば、以下の構成で十分です。6種類の打楽器音で臨場感溢れる迫力ある打楽器演奏が楽しめます。

6号機を使って試奏していると、これほどまでにカホンが低音を豊に、また温かい音色を奏でる楽器であることに驚かされます。ドラムセットのような音響ではないので、より小さな会場でも、病院でも、ピアノやギター、ハーモニカ、リコーダー、フルート、歌などで合奏が楽しめます。セダン型の普通乗用車や軽自動車にも積める大きさなので、移動性、可搬性に優れています。演奏補助装置によりバリアフリーミュージックに対応します。演奏性能や耐久性など見極めていきます。

この楽器演奏ロボットは登録特許(特許第6573355号)による技術です。

https://monozukuri.his.u-fukui.ac.jp/monozukurilab/2019/08/03/post-3940

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Canonical URL

https://monozukuri.his.u-fukui.ac.jp/monozukurilab/2020/06/14/post-5345/

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